建辞郎建設・土木の用語辞典

感電防止措置

かんでんぼうしそち

音声:VOICEVOX:雀松朱司

安全管理

感電防止措置とは

建設現場内の仮設電気設備や電動工具からの漏電による労働者の感電死傷事故を防ぐための、労働安全衛生規則等に基づく各種の安全対策です。電動機や作業環境に電気を安全に供給し、万が一の漏電時でも人体への致命的なダメージを回避するために実施されます。着工時の仮設配電盤設置から、日々の現場作業全般にわたって要求されます。具体的な措置として、仮設分電盤への漏電遮断器の設置、移動式電動工具への接地(アース)接続、およびアーク溶接機における自動電撃防止装置の適正な使用などが法令により義務付けられています。

現場での使われ方・注意点

現場では単に「漏電対策」や「アースの確認」と呼ばれます。段取りの勘所は、新規で持ち込まれる電動工具のアースピンが折られていないか、また仮設分電盤の漏電遮断器(感度電流15mA・0.1秒以内作動等)のテストボタンを定期的に押して正常作動するかを点検することです。二重絶縁構造の工具(アース不要)と通常の工具が混在しており、識別マーク(回字型)を見落としてアース未接続のまま使用されるケースが散見されます。典型的な失敗は、雨天後や湧水のある地下ピット内で水中ポンプの被覆破れに気づかず作業し、重大な感電事故を招くことです。

別の呼び方

かんでんぼうしそち感電対策漏電防止措置感電対策措置

安全管理の中での位置づけ

感電防止措置は「安全管理」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのはKY活動(2語の説明に登場)です。この分類の38語は安全管理の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-23