GPS測量
じーぴーえすそくりょう
GPS測量とは
人工衛星からの電波を地上の受信機で受け取り、三次元の位置座標を算出する測量技術のこと。トータルステーションを用いた見通し線が必要な測量と比較して、基準点間の視通が不要であり、広大な敷地や山間部での地形測量や位置出しを極めて効率的に行うために用いられる。主に土木工事の起工測量やICT建機の刃先制御のための基準点設置の工程で登場する。厳密にはアメリカの衛星システムをGPSと呼ぶが、日本の「みちびき」や他国の衛星も含めた総称であるGNSS測量という枠組みの中で、現場の精度要求に応じてスタティック法やRTK法が使い分けられる。
出典: 公共測量作業規程の準則(国土地理院)
現場での使われ方・注意点
測量士やICT施工担当が、起工測量や造成現場の基準点設置時に用いる。上空に樹木や架空電線、高層ビルなどの遮蔽物がある場所では衛星からの電波が反射して誤差(マルチパス)が生じるため、上空視界が開けた設置場所の選定を最初に行う段取りが不可欠である。トータルステーションによる光波測量とは異なり、ミリ単位の精度よりも広範囲の効率性を重視する場面に適している。よくある失敗は、ローカル座標系と平面直角座標系の変換パラメータの設定を誤ったまま観測を進め、出力された座標値が数メートルずれて丁張りが全滅するケースである。
別の呼び方
GNSS測量衛星測量GPS surveyネットワーク型RTK-GNSS測量
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測量・調査の中での位置づけ
GPS測量は「測量・調査」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのはトータルステーション(8語の説明に登場)です。この分類の24語は測量・調査の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-10