建辞郎建設・土木の用語辞典

リーチフォークリフト

りーちふぉーくりふと

音声:VOICEVOX:雀松朱司

建設機械

リーチフォークリフトとは

フォークを取り付けたマスト全体が前後にスライドする構造を持った、立って運転するタイプのフォークリフト。旋回半径が極めて小さく、狭い通路幅のパレットラック間でも荷物の積み降ろしや運搬を効率的に行う目的で導入される。大規模な建設現場に設営された仮設資材ヤードや、機材センター内の倉庫などで活躍する。座って運転するカウンターバランス式フォークリフトが車体後部の重りでバランスをとるのに対し、リーチフォークリフトは車体を止めたままフォーク部分だけを前に押し出して荷物を引き込む仕組みを持つため、より省スペースでの荷役作業に特化しているのが最大の特徴である。

出典: 建設機械施工管理技術テキスト(建設業振興基金)

現場での使われ方・注意点

資材担当や倉庫員が、現場内ヤードでのパレット資材の積み下ろし時に乗る。カウンター式と比較してタイヤが小さく急旋回時に転倒しやすいため、段差やスロープでの低速走行を徹底し、フォークを上げたまま走行することを厳禁とする。段取りの勘所は、マストをリーチさせた状態では揚力が下がる特性を理解し、手前まで荷物を引き込んでから昇降操作を行うこと。よくある失敗は、後進時に背後のラックや柱に体を挟まれる事故で、操作に慣れた頃に安全確認を怠って発生しやすい。立って乗るため視界は広いが、重心が高く路面のわずかな凹凸でも車体が大きく揺れるため、ヤード内の平坦性維持が欠かせない。

別の呼び方

リーチリフトフォークリフトReach Forkliftプラッター立ち乗りリフト

建設機械の中での位置づけ

リーチフォークリフトは「建設機械」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは建設機械(7語の説明に登場)です。この分類の27語は建設機械の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-10