建辞郎建設・土木の用語辞典

ベンドテスト

べんどてすと

音声:VOICEVOX:雀松朱司

管工事・設備

ベンドテストとは

鉄筋や鋼管などの建設資材、あるいは鋼材同士を繋ぎ合わせた溶接部の品質と物理的な性能を確認するために行われる「曲げ試験」のことです。英語の「曲げる(ベンド)」に由来します。材料が現場に搬入された際の品質検査や、溶接工の技術技量を確認する試験などで実施されます。具体的には、対象となる材料を常温の状態で、規定された内側半径と角度(通常は90度または180度)まで専用の機械を使って曲げ込みます。その後、大きく引き伸ばされた外側の表面や溶接箇所に、ひび割れ、剥離、破断などの欠陥が生じていないかを肉眼で慎重に観察します。

出典: 公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)

現場での使われ方・注意点

鉄骨製作工場や現場の品質管理担当者が、材料の受け入れ時や溶接部の抜き取り検査を行う際に、試験機関に依頼して実施します。検査の勘所は、材料の粘り強さ(靭性)や伸びる能力(延性)が基準を満たしているかを見極めることで、特に溶接部では熱が加わって性質が変化した部分(熱影響部)に割れが生じないかを重点的に確認します。よくある失敗は、溶接時の入熱量が多すぎたり冷却速度が不適切であったりして溶接部周辺が硬く脆くなってしまい、ベンドテストの途中でパキッと音を立てて破断し、ロット全体の材料が不合格として突き返されることです。

別の呼び方

曲げテストbend test曲げ試験常温曲げ試験鉄筋曲げ試験

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管工事・設備の中での位置づけ

ベンドテストは「管工事・設備」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは給湯配管(3語の説明に登場)です。この分類の32語は管工事・設備の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-10