下地
したじ
音声:VOICEVOX:雀松朱司
下地とは
クロス張りや塗装、タイル貼りといった最終的な表面の仕上げ材を施工する前に、その土台として壁や床、天井の内部に構築される骨組みや面材(石膏ボードや合板など)の総称です。仕上げ材を平滑で美しく見せるとともに、将来的な剥がれやひび割れを防ぐための強度と精度を確保する目的で作られます。例えば、壁掛けテレビや手すりを取り付ける箇所には、ビスを強固に効かせるための合板補強をあらかじめ仕込んでおくなど、用途に応じた作り分けも含まれます。完成後には完全に隠れて見えなくなってしまう部分ですが、この層の出来映えが建築物全体の最終的な見た目や耐久性を決定づける、極めて重要な基盤です。
出典: 木造建築仕様書・伝統工法
現場での使われ方・注意点
内装工事が本格化する前に、大工や軽鉄ボード工が中心となって組み上げます。よくある失敗は、後から設備機器や手すりを取り付ける位置に補強用の木下地を入れ忘れてボードを貼ってしまい、後工程でビスが効かずに壁を壊してやり直す手戻りです。設備図面との照合による事前の位置確認が最大の勘所となります。また、クロスや塗装の仕上がりは下地の平滑さに完全に依存するため、ボードの継ぎ目の段差やビス頭の沈み具合に対して、パテを何度も打って平らにする下地調整作業が欠かせません。監督者は、投光器の光を壁に斜めから当てて影を見ることで、わずかな不陸(凹凸)を仕上げ前に発見して直させます。
この工種の歩掛
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大工工事の中での位置づけ
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-27