建辞郎建設・土木の用語辞典

間竿

けんざお

音声:VOICEVOX:雀松朱司

測量・丁張り

間竿とは

古くは日本の検地の際に用いられた1間(おおむね6尺5寸)の長さを測るための竹製の基準竿(検地竿)に由来する言葉。現代の建設現場においては、巻尺などの汎用的な測定具を使わず、木材やアルミの端材などに特定の寸法を直接マーキングして作る「現場手作りの定規」全般を指す。同じ寸法を連続して測る作業や、天井裏などスケールが当てにくい閉所での寸法確認、あるいは仕上げ材の割り付け位置を墨出しする際など、巻尺の目盛りを都度読み取る手間を省き、誰が当てても同じ長さが正確に測れるようにする目的で広く活用されている。

出典: ウィキペディア日本語版「間竿」(CC BY-SA 4.0)を元に、建辞郎が現場向けに編集しています。

現場での使われ方・注意点

現代の職人や現場監督の間では「バカ棒」や「定規竿」という俗称で日常的に呼ばれる。手元作業での簡易寸法確認において、巻尺の目盛りの読み間違いを防ぐための最強のポカヨケツールである。段取りの勘所は、複数の人間が別々のバカ棒を作らないよう、基準となる一本を親方が作り、それを全員で使い回すこと。よくある失敗は、バカ棒として使っている端材の先端が作業中に摩耗したり欠けたりして、知らないうちに寸法がミリ単位で短くなっていること。これに気づかずに連続してマーキングを続けると、後半に行くほどズレが拡大し部材が納まらなくなる。

測量・丁張りの中での位置づけ

間竿は「測量・丁張り」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは座標(5語の説明に登場)です。この分類の12語は測量・丁張りの用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-07-02