建辞郎建設・土木の用語辞典

工事測量

こうじそくりょう

音声:VOICEVOX:雀松朱司

測量・丁張り

工事測量とは

道路や建物などの構造物を設計図通りに新規建設するため、現地に基準となる位置や高さを落とし込み、目印となる杭やマーカーを設置する測量作業。何もない敷地に設計上の座標と高さを復元し、職人や重機オペレーターが迷わず正確に施工を進められるようにするための道標として使用する。主に土工事の着手前や、基礎工事、鉄骨建方など、各工程の最初の位置出しの場面で登場する。光波測距儀(トータルステーション)を用いてピンポイントで座標を出す手法から、最新のGNSSローバーや3Dレーザースキャナーを用いたICT施工向けの測量まで種類は多岐にわたる。

出典: ウィキペディア日本語版「工事測量」(CC BY-SA 4.0)を元に、建辞郎が現場向けに編集しています。

現場での使われ方・注意点

現場では作業内容に応じて「丁張り(ちょうはり)」「やり方出し」「墨出し(すみだし)」などと呼ばれる。構造物の正確な位置と高さを確定させる基本作業であり、丁張り杭を設置した後は、重機の旋回やダンプの走行で杭が飛ばされた場合に備えて、離れた安全な場所に逃げ杭(控杭)を設置しておくことが段取りの勘所となる。広域の地形を把握する航空測量などとは異なり、ミリ単位で物を作るための現場密着型の測量である。ここで出した基準の高さや位置が数センチ間違っていると、その後の基礎や躯体がすべてズレてしまい、取り返しのつかない大失敗となる。

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測量・丁張りの中での位置づけ

工事測量は「測量・丁張り」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは座標(5語の説明に登場)です。この分類の12語は測量・丁張りの用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-07-02