建辞郎建設・土木の用語辞典

光波測距儀

こうはそっきょぎ

音声:VOICEVOX:雀松朱司

測量・丁張り

光波測距儀とは

主にレーザーや赤外線を用いて測定対象までの距離をミリ単位の高い精度で測定する装置のこと。光が対象物の反射プリズムに当たって戻ってくるまでの時間や位相差を計測し、正確な距離を算出するために用いられる。土木・建築の起工測量から日々の丁張り出し、出来形測量に至るまであらゆる現場管理のプロセスで不可欠な機器である。かつては距離測定単体の専用機器として使われていたが、現在では角度を測る電子セオドライトと一体化した「トータルステーション(TS)」の測距機能として内蔵されていることがほとんどである。

出典: ウィキペディア日本語版「光波測距儀」(CC BY-SA 4.0)を元に、建辞郎が現場向けに編集しています。

現場での使われ方・注意点

現場ではトータルステーションそのものを指して「光波(こうは)」と呼ぶことが多い。測量前の段取りとして、機械を据え付ける三脚の整準と求心を確実に行い、気温や気圧の補正値を正しく入力することが精度確保の鍵となる。GNSS測量が上空の開けた場所を得意とするのに対し、光波測距儀はトンネル内や建物の壁際など、衛星電波が届かない場所での精密な測量に適している。よくある失敗は、視準軸上にメッシュフェンスや草木の葉っぱなどの障害物があるのに無理に観測し、誤った反射を拾って距離を数メートル間違えることである。

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測量・丁張りの中での位置づけ

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-07-02