建辞郎建設・土木の用語辞典

ガードケーブル設置工

がーどけーぶるせっちこう

音声:VOICEVOX:雀松朱司

道路・舗装

ガードケーブル設置工とは

道路を走行する車両が路外に逸脱したり、対向車線へ飛び出したりする重大事故を防止するため、一定間隔で建て込んだ鋼管支柱の間に複数の強靭なワイヤーロープを張り渡した防護柵を構築する一連の作業です。ガードレールと比較して周囲の景観を阻害しにくく、また積雪地帯において雪溜まりができにくいという大きな特徴を活かすために採用されます。主に見通しの良さが求められる山間部の道路や、高速道路の分離帯などの交通安全施設設置工程で施工されます。支柱の建て込み方式には、土中への直接打ち込み方式とコンクリート基礎への設置方式があり、現場の地盤条件により使い分けられます。

現場での使われ方・注意点

現場では単にガードケーブルと呼ばれることが多いです。端末支柱の基礎コンクリートが十分に硬化して強度を発現するタイミングを見計らい、ターンバックル等を用いてワイヤーロープの緊張作業を行う綿密な段取りが求められます。面で衝撃を受け止めるガードレールとは違い、こちらは複数本のケーブルの張力によって車両を受け止める点が構造的に異なります。手戻りにつながる典型的な失敗は、基礎コンクリートの強度が十分に出る前に無理に緊張をかけてしまい、両端の支柱が内側に傾いて全体のやり直し工事を余儀なくされることです。

この工種の歩掛

人員・機械編成(歩掛)のデータが2件あります。建辞郎で見る →

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-08-01