フッ素系樹脂塗料上塗
ふっそけいじゅしとりょううわぬり
フッ素系樹脂塗料上塗とは
強靭な結合エネルギーを持つフッ素樹脂を主成分として配合され、塗装系の最表層に塗布される上塗り用の塗料です。太陽光の紫外線や酸性雨等による塗膜の劣化が極めて少なく、初期の光沢保持率が非常に高いため、将来の塗り替え周期を大幅に延長することを目的に使用されます。鋼橋やプラント設備、高層建築物の外壁など、超長寿命が求められ、かつ塗り替えのための足場仮設が容易ではない構造物の塗装工事の最終工程で用いられます。成分の違いにより溶剤系と水性系があり、耐候性はウレタン系やシリコン系の塗料よりもはるかに優れているという特徴があります。
現場での使われ方・注意点
塗装工が使用します。段取りの勘所は、下塗り・中塗りと同じメーカーの指定システムを使用し、塗料の性能を確実に発揮させることです。下の層との付着不良による深刻な層間剥離を防ぐため、中塗り工程の完了からこの上塗りを行うまでの塗り重ね乾燥時間(インターバル)の上限と下限を塗料の仕様書通りに厳格に管理します。間違えやすい点は、他の塗料に比べて非常に高価であるにも関わらず、塗膜が硬いため衝撃に弱く、足場解体時などに工具をぶつけると欠けやすいことです。補修部分だけ色やツヤが変わって目立ってしまうため、塗装完了後の養生と取り扱いには細心の注意が必要です。
別の呼び方
フッ素上塗りフッソトップ
資材・材料の中での位置づけ
フッ素系樹脂塗料上塗は「資材・材料」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのはアスファルト(13語の説明に登場)です。工程や用語同士の関係は資材・材料の基礎、この分類の74語は資材・材料の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-08-01