建辞郎建設・土木の用語辞典

真砂土工

まさどこう

音声:VOICEVOX:雀松朱司

土質地盤

真砂土工とは

花崗岩が長い年月をかけて風化してできた、水はけの良い砂質の土(真砂土:まさど)を使用して、敷地や庭、道路の路肩などをきれいに整地・敷き均す工事のことです。主に住宅の外構工事や公園の造成、道路脇の植樹帯の整備など、見た目の美しさと水はけが求められる土木・造園工事で行われます。山から切り出したばかりの粘土質の山砂や、コンクリートの材料となる川砂とは異なり、真砂土は適度な粒度があり透水性が高く、ローラーで締め固めやすいという特有の性質を持っています。ただし、粘土分が少なく大雨などで土砂が水に流されやすい(浸食されやすい)弱点があるため、施工箇所の用途に応じて排水計画などの適切な処理を組み合わせることが求められます。

出典: 土木工事標準仕様書(第1編 土工)

現場での使われ方・注意点

外構屋や造園職人、現場監督の間では「まさど」や単に「砂入れ」と呼ばれ、建物の足場が外れた後の最終的な仕上げ工程として行われることが多い作業です。雨水による土の浸食を受けやすいため、ダンプで搬入して敷き広げた後は速やかにローラーやプレートで転圧し、水溜まりができないよう適切な水勾配をつけて側溝へ水を逃がす段取りが重要です。砕石敷きが駐車場などの固い地盤を作るのに対し、真砂土は歩きやすさや草木の育成を目的とする柔らかい仕上げである点が異なります。よくある失敗は、水勾配の計算を間違えたり転圧をサボったりすること。大雨が降るたびに庭の土がドロドロになって道路に流れ出し、近隣クレームや施主からのやり直し要求に直結します。

別の呼び方

マサ土工花崗岩風化土weathered graniteマサ土真砂土敷設工真砂土整地

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土質地盤の中での位置づけ

真砂土工は「土質地盤」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは地盤改良(2語の説明に登場)です。この分類の11語は土質地盤の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-09