地盤調査
じばんちょうさ
音声:VOICEVOX:雀松朱司
地盤調査とは
建物や土木構造物を建設する前に、その土地の地下に広がる土の性質や硬さ(N値)、地層の重なり具合、地下水がどの高さにあるかといった地盤の条件を科学的に把握する作業です。建物の重さを安全に支えられる強固な支持層がどの深さにあるかを見極め、適切な基礎の形式(杭基礎にするか直接基礎にするか)を設計するための不可欠なプロセスです。木造の戸建て住宅などでは比較的簡易なスクリューウエイト貫入試験(旧スウェーデン式サウンディング試験)が主流であり、大規模なビルやマンションでは本格的なボーリング標準貫入試験が実施されます。
出典: 土木工事標準仕様書(第2編 基礎工事)
現場での使われ方・注意点
現場の工程が始まる一番最初の段階で、専門の調査会社によって実施され、現場では「地調(じちょう)」や「ボーリング」と呼ばれます。段取りの勘所は、設計図面に記載された建物の配置と一致する正確なポイント(四隅や中央など)で過不足なく調査を行うことです。よくある失敗は、事前の地下埋設物調査が不十分なまま掘削用のロッドを地中に押し込み、地中を通るガス管や高圧ケーブル、水道管を突き破ってしまう重大なライフライン切断事故です。また、調査後は孔をモルタル等で確実に埋め戻さないと、後から重機が通った際に足元が陥没します。
別の呼び方
ボーリング調査地質調査Geotechnical Survey
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土質地盤の中での位置づけ
地盤調査は「土質地盤」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは地盤改良(2語の説明に登場)です。この分類の11語は土質地盤の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-09