建辞郎建設・土木の用語辞典

Leica BLK360

らいかびーえるけーさんろくぜろ

音声:VOICEVOX:雀松朱司

ICT・DX

Leica BLK360とは

測量機器メーカーのライカジオシステムズ社が開発・提供する、質量わずか1キログラム未満の超小型・ポータブル3次元レーザースキャナー。片手に収まるコンパクトな円筒形の筐体でありながら、ボタンを一つ押すだけで周囲360度の高解像度パノラマ画像と、ミリ単位の高精度な3D点群データを数分間で同時に取得できる。既存の建物を改修するリノベーション工事や、複雑な設備配管が入り組んだ機械室の現況把握など、従来の大型スキャナーでは持ち込みや設置が困難だった狭小空間において、手軽に空間全体をデジタルデータ化するために活用される。

現場での使われ方・注意点

現場では単に「BLK(ビーエルケー)」と呼ばれることが多い。内装設計者やBIMモデラーが、リフォーム前の現況測量や天井裏の配管調査を行う際に三脚に立てて使用する。段取りの勘所は、タブレット端末の専用アプリとWi-Fiで連携させ、現場でリアルタイムに複数のスキャンデータの合成(レジストレーション)状況を確認しながら進めること。これを怠って事務所に持ち帰ってから死角の存在に気づくと、再測量という大きな手戻りになる。ガラスや鏡などの反射面はレーザーが透過・乱反射して正確な形状が取れないため、事前にマスキングテープなどを貼る工夫が必要。

別の呼び方

BLK360超小型スキャナー

ICT・DXの中での位置づけ

Leica BLK360は「ICT・DX」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのはデータベース(2語の説明に登場)です。この分類の32語はICT・DXの用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-19