埋戻し
うめもどし
音声:VOICEVOX:雀松朱司
埋戻しとは
建物の基礎や擁壁、配管の敷設が完了した後に、それらを設置するために一時的に掘削した周囲の空間へ土砂を投入して元の高さに戻す一連の土工事です。構造物を地中にしっかりと安定させる役割があり、単に土を入れるだけでなく、将来の地盤沈下を防ぐ目的で行われます。主に基礎工事の終盤や設備配管敷設後の工程で発生し、建築・土木問わずどの現場でも必ず行われます。使用する材料により、現地で発生した掘削土を再利用する埋戻しと、購入した山砂や砕石を使用する埋戻しに分かれ、透水性や締固めのしやすさに違いがあります。
現場での使われ方・注意点
現場では単に埋戻しと呼ばれ、主に土工や重機オペレーターがバックホウを用いて施工します。配管や躯体を破損させないよう、埋設物のすぐ近くは重機を避けて人力で丁寧に土を寄せる段取りが必要です。盛土と似ていますが、盛土が新たに地盤を高くするのに対し、埋戻しは掘った穴を元に戻す点で異なります。よくある失敗は、一度に大量の土を入れて転圧不足になることです。30cm程度の層状に分けてランマーで締め固めないと、雨が降った後に地盤が陥没し、上のコンクリート土間やアスファルト舗装が割れる手戻りにつながります。
別の呼び方
埋め戻しバックフィル
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土工事の中での位置づけ
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-19