アスファルト防水
あすふぁるとぼうすい
音声:VOICEVOX:雀松朱司
アスファルト防水とは
合成繊維不織布にアスファルトを含浸させたシート(アスファルトルーフィング)を、液状に溶かしたアスファルトを用いて複数枚交互に積層して張り合わせる防水工法。極めて強固で肉厚な連続した防水層を形成し、建物の内部への漏水を長期間にわたって確実に防ぐために行う。主にビルやマンションの屋上、地下構造物の外壁など、高い水密性と耐久性が求められる部位の防水工程で採用される。専用の釜でアスファルトを高温に沸かす伝統的な熱工法のほか、火気を使わずにトーチバーナーでシート表面を炙りながら張るトーチ工法や、常温で粘着させる冷工法などの種類がある。
現場での使われ方・注意点
防水工が専門的に施工し、現場では単に「アス防(あすぼう)」と呼ばれることもある。熱工法では溶融釜でアスファルトを200度以上の高温にドロドロに沸かして柄杓で流し込むため、シートの下に空気を巻き込まないよう素早く均一に押し広げて圧着するのが勘所。塗膜防水や塩ビシート防水と比べて防水層が非常に分厚く、施工後の信頼性が極めて高いのが特徴。熱工法特有の典型的な失敗として、強烈な臭気と煙が周囲に立ち込めるため、事前の近隣挨拶や風向きの考慮を怠り、近隣住民から激しい苦情が寄せられて工事がストップするトラブルがある。
別の呼び方
熱アスファルト防水トーチ工法防水冷工法防水
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防水・防食工事の中での位置づけ
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-19