シーリング
しーりんぐ
シーリングとは
建築や土木工事において、サッシ周りや外壁の目地、配管の貫通部などの部材間に生じる隙間に、ペースト状の充填材を填入して密閉する処理のこと。雨水の建物内部への浸入や空気の漏出を防ぎ、建物の防水性と気密性を維持する目的で行われる。主に外装パネルの取り付け後やサッシの建て込み完了後など、外部の仕上げに向かう工程で実施される。使用する材料には、耐久性に優れたシリコーン系、塗装の下地に向く変成シリコーン系、外壁目地に多用されるポリウレタン系などがあり、紫外線に当たる場所かどうかや、上から塗装を施すかどうかといった施工部位の違いによって使い分けられる。
出典: 内線規程・電気設備技術基準(経済産業省)
現場での使われ方・注意点
現場では「シール打ち」や「コーキング」と呼ばれ、足場を解体する前の外装仕上げ段階でシーリング工が担当する。段取り上の勘所は、雨天や湿度の高い日を避けて施工日を設定し、充填前に目地の清掃とマスキング、そして接着性を高めるプライマーの塗布を確実に行うことである。コーキングという言葉と混同されがちだが、現場では実質的に同じ作業を指して使われている。典型的な失敗は、プライマーの塗り忘れや乾燥不足のまま充填してしまうことであり、これにより数年経たずにシール材が目地から剥離し、そこから雨水が浸入して深刻な漏水事故を引き起こす手戻りとなるため、下地処理の徹底が生命線となる。
別の呼び方
防火シールファイアシーリングfire sealコーキングシーリング工事防水シーリング
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防水・防食工事の中での位置づけ
シーリングは「防水・防食工事」の用語です。この分類の8語は防水・防食工事の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-10