建辞郎建設・土木の用語辞典

立上り

たちあがり

音声:VOICEVOX:雀松朱司

防水・防食工事

立上りとは

建築・土木のコンクリート基礎やベランダのスラブ、屋上のパラペットなどにおいて、平坦な床面から垂直方向に向けて少し突き出すように折れ曲がって立ち上げられた、壁や土台となるコンクリート部分のこと。雨水が床面から室内や構造物内部へ侵入するのをせき止めたり、上部構造の土台として木材を地面の湿気から遠ざけたりするために造られる。主に基礎工事の型枠・打設工程や、屋上・バルコニーの防水工事工程において重要な部位として扱われる。部位によって、建物の外周部を囲む外周立上りや、内部の部屋を区切る間仕切り立上りなどの種類がある。

現場での使われ方・注意点

現場の職人や監督は「立上り部(たちあがりぶ)」と呼び、平坦な床面を指す「平場(ひらば)」や「スラブ」と明確に区別して扱う。防水工事では、床面の防水層を立上り面に沿って規定の高さ(通常250mm以上)まで連続して巻き上げて施工し、末端を金物やシールで確実に処理するのが雨漏りを防ぐ勘所となる。よくある失敗として、床と立上りの入り隅(角の部分)の処理を怠って直角のまま防水シートを張り、シートが鋭角に折れ曲がって破断したり、空気が入って浮いてしまったりして、そこから水が回って階下に漏水を引き起こす致命的な不具合がある。

別の呼び方

立ち上がり部パラペット立上り立ち上がりコンクリートパラペット立ち上がりたちあがり

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防水・防食工事の中での位置づけ

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-19