鉄骨建方仮ボルト
てっこつたてかたかりぼると
音声:VOICEVOX:雀松朱司
鉄骨建方仮ボルトとは
日本建築学会の仕様書(JASS 6)等に規定される、鉄骨をクレーンで吊り上げて組み立てる建方工程において使用されるボルト。最終的な構造接合として高力ボルトで本締めを行ったり溶接で完全に固定したりする前に、風圧や鉄骨自身の重みで仮組み状態の骨組みが倒壊するのを防ぐ目的で、一時的に継手部分を繋ぎ止めるための中ボルトである。安全な強度を確保するため、一つの接合部を構成するボルト穴群に対して、全体の3分の1以上の本数、かつ最低でも2本以上を偏らないようバランスよく配置して締め付けることがルールとして定められている。
現場での使われ方・注意点
鳶職人が高所で行う柱と梁のジョイント部分の建て込み作業で頻繁に使用する。クレーンのフックを外す前に、スプライスプレート(添え板)の穴にシノを差し込んで位置を合わせ、このボルトを素早く通して仮固定するスピードが要求される。配置したボルトが均等にしっかりと締まっているか、ガタつきがないかを確認して回るのが安全確保の勘所。ここを手抜きして本数を減らしたり、手で軽く回しただけで放置したりすると、夜間の突風などで接合部が破断し、組み上がった鉄骨がドミノ倒しのように崩壊する取り返しのつかない大惨事につながる。
別の呼び方
てっこつたてかたかりぼると仮ボルト仮ボ
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鋼構造・鉄骨工事の中での位置づけ
鉄骨建方仮ボルトは「鋼構造・鉄骨工事」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは鉄骨造(7語の説明に登場)です。この分類の15語は鋼構造・鉄骨工事の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-23