建辞郎建設・土木の用語辞典

完了検査済証交付

かんりょうけんさずみしょうこうふ

音声:VOICEVOX:雀松朱司

検査・品質管理

完了検査済証交付とは

完了検査済証交付とは、建築基準法第7条の規定に基づき、建物の工事がすべて終わった後に、事前に提出していた建築確認申請書の図面通りに正しく施工され、各種法令の基準に適合していることを役所や指定確認検査機関が証明する「検査済証」という公的な証明書が発行される手続きのことです。この書類を受け取って初めて、その建物を合法的に使用し始めることができます。建物の安全性や適法性を担保する最終的なお墨付きであり、施主への引き渡しはもちろん、後から建物を売却したり増改築したりする際にも、これが残っていないと違反建築物扱いとなる可能性があるため、非常に重要な証書となります。

現場での使われ方・注意点

現場監督にとって、長く続いた工事の総仕上げであり、最大の関門となる手続きです。この済証が下りないとお客様に鍵を渡せず、銀行からの住宅ローンの最終融資も実行されないため、引渡し日が遅れて大問題になります。現場での勘所は、検査員が来る前に、図面と少しでも違う箇所(窓の大きさの変更や、火災報知器の付け忘れ、階段の手すりの高さなど)がないか、自社で隅々までチェックしておくことです。よくある失敗は、外構工事や換気扇のダクト工事などが一部終わっていない状態で見切り発車で検査を呼んでしまい、「未完成」として不合格になり、検査済証の交付が後日に延期されて引渡しスケジュールが完全に狂うことです。

別の呼び方

かんりょうけんさずみしょうこうふ検査済証完了検査済証

検査・品質管理の中での位置づけ

完了検査済証交付は「検査・品質管理」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは品質管理(4語の説明に登場)です。工程や用語同士の関係は検査・品質管理の基礎、この分類の51語は検査・品質管理の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-23