建辞郎建設・土木の用語辞典

特定工程中間検査

とくていこうていちゅうかんけんさ

音声:VOICEVOX:雀松朱司

検査・品質管理

特定工程中間検査とは

建築基準法などで規定される特定工程中間検査は、一定規模以上の建築物において、完成後には壁や床に隠れて見えなくなる主要な構造部分の品質と安全性を確保するため、工事の途中で行政や民間検査機関が実施する義務検査です。図面通りに鉄筋や金物が施工されているかを確認し、欠陥住宅を防ぐために行われます。木造であれば屋根の小屋組みや構造用合板の打ち込み完了時、鉄筋コンクリート造であれば2階床の配筋完了時など、自治体が指定する特定の工程に達したタイミングで実施されます。建物の用途や規模、各自治体の条例によって対象となる工程が異なります。

現場での使われ方・注意点

現場では単に「中間(ちゅうかん)」や「中間検査」と呼ばれ、現場監督にとって気の抜けない大きなマイルストーンです。この検査に合格して合格証の交付を受けないと、コンクリートの打設や内装下地など次の工程に一切進むことができません。段取り上の最大の勘所であり、よくある失敗は、検査の予約手続きが遅れることです。指定の工程が終わってから慌てて検査機関に連絡しても数日待たされることが多く、その間現場の作業が完全にストップして工期が大幅に遅れてしまいます。特定工程が近づいたら、天候や進捗を読みながら早めに予約を入れる段取りが必須です。

別の呼び方

とくていこうていちゅうかんけんさ中間検査特定工程検査特定工程中間試験

検査・品質管理の中での位置づけ

特定工程中間検査は「検査・品質管理」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは品質管理(4語の説明に登場)です。工程や用語同士の関係は検査・品質管理の基礎、この分類の51語は検査・品質管理の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-23