鉄筋ガス圧接部外観検査
てっきんがすあっせつぶがいかんけんさ
鉄筋ガス圧接部外観検査とは
JASS 5に定められており、ガス圧接された鉄筋接合部において、圧接面のずれや偏心、ふくらみの大きさを目視または専用ゲージで全数測定する検査です。圧接部のふくらみ直径が鉄筋径の1.4倍以上であることなどを確認します。接合部が設計通りの強度を満たしているかを判定し、コンクリート打設前の品質を担保するために行われます。鉄筋コンクリート造の躯体工事において、柱や梁の鉄筋圧接作業が完了した直後の工程で実施されます。外観検査で合格したものの中からさらに抜き取りを行い、超音波探傷検査や引張試験といった内部欠陥や強度を調べる検査へと進むのが一般的な流れです。
現場での使われ方・注意点
ガス圧接作業完了後の受け入れ検査として実施します。圧接面のずれが鉄筋径の4分の1以下、鉄筋中心軸の偏心量が鉄筋径の5分の1以下であることの確認などを行います。段取りの勘所は、圧接工が作業を終えたら鉄筋が熱いうちに素早く全数チェックし、不良箇所があればその場で再加熱や切り取っての再圧接を指示することです。よくある失敗は、目視だけでゲージを当てずに感覚で合格としてしまうことです。形状不良の放置は、大地震時の鉄筋引き抜けや破断といった建物の倒壊につながる致命的な欠陥となります。また、検査前にコンクリートを打設されてしまうと確認不可能になるため、他業種との工程調整が欠かせません。
別の呼び方
てっきんがすあっせつぶがいかんけんさ圧接外観検査圧接検査鉄筋ガス圧接部外観試験
検査・品質管理の中での位置づけ
鉄筋ガス圧接部外観検査は「検査・品質管理」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは品質管理(4語の説明に登場)です。工程や用語同士の関係は検査・品質管理の基礎、この分類の51語は検査・品質管理の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-23