単価表
たんかひょう
単価表とは
建設工事に必要となる生コンクリートや鉄筋などの「資材価格」、大工や鉄筋工などの「労務賃金(人件費)」、バックホウなどの「重機損料」について、数量1単位あたりの価格(単価)を工種・項目ごとに一覧にまとめた基礎資料。工事全体の費用を算出する「積算」において、数量に掛け合わせる絶対的な基準として機能する。国や自治体などの発注機関が公表する「設計単価表」のほか、建設物価調査会などの機関が市場を調査して毎月発行する「物価資料」、ゼネコン各社が独自の下請け契約基準として定めている「社内標準単価表」など、用途や立場に応じて複数の種類が存在する。
出典: 公共建築工事積算基準(国土交通省)
現場での使われ方・注意点
ゼネコンの積算担当者や調達部門、下請け専門業者の見積り担当者が、発注や入札の金額を弾き出すために日常的に参照する。勘所は、単価は「生き物」であり、地域ごとの需給バランスや原油価格、さらには季節によっても変動するため、常に最新の年月版を確認して適用すること。過去の古いデータを使い回すと、資材高騰時に実際の仕入れ値と合わなくなり、工事を受注した途端に赤字が確定する大失敗に陥る。また、表に載っていない特殊な規格の材料や、山奥の現場で運搬費が割増になる場合は、表を鵜呑みにせず業者から個別の「特別見積り(特物)」を取る慎重さが求められる。
別の呼び方
標準単価表price list単価集設計単価表物価表単価マスタ
積算・工事費の中での位置づけ
単価表は「積算・工事費」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは仮設費(2語の説明に登場)です。この分類の15語は積算・工事費の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-10