建辞郎建設・土木の用語辞典

機械経費

きかいけいひ

音声:VOICEVOX:雀松朱司

積算・工事費

機械経費とは

建設工事の施工において、バックホウやクレーンなどの建設機械を使用する際に発生する経費である。重機を動かすための費用を適正に計上し、工事全体の原価を管理するために用いられる。公共工事の積算においては、機械を所有する場合の減価償却費や維持修理費からなる基礎価格と、燃料代やオペレーターの人件費などの運転経費を合算して算出される。現在では自社で機械を保有せずレンタル会社から借用するケースが大半を占めるため、実際の現場予算としてはリース料と回送費(運搬費)、燃料代の合計額として扱われることが多い。

出典: 公共建築工事積算基準(国土交通省)

現場での使われ方・注意点

現場代理人や土工の職長が、機械のリース手配や月々の原価管理を行う際に意識する数字である。段取りの勘所は、手待ちで機械が遊んでいる状態を極力なくすことである。リース代は稼働していなくても日割りや月極で発生し続けるため、工程に合わせて最短の借入期間を組み、必要な時に集中して使い切ってすぐ返却するのが基本となる。よくある失敗は、重機の回送費(運搬費)を見落として短期間のリースを細かく繰り返してしまうことで、リース代本体よりもトレーラーによる往復の運搬費用の方が高くついて予算を圧迫するケースである。

別の呼び方

機械費機械使用費equipment costs機械損料リース料機械賃料

積算・工事費の中での位置づけ

機械経費は「積算・工事費」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは仮設費(2語の説明に登場)です。この分類の15語は積算・工事費の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-10