建辞郎建設・土木の用語辞典

スノーシェッド工事

すのーしぇっどこうじ

音声:VOICEVOX:雀松朱司

土工事

スノーシェッド工事とは

道路設計基準に定められており、山間部の道路や線路において、斜面からの急激な雪崩が軌道を塞いだり直撃したりするのを防ぐための半トンネル状の防雪防護覆いを作る工事です。山側からの巨大な雪崩の衝突荷重に耐える鉄筋コンクリート構造などが定められています。冬季の交通網を雪害から守り、安全な通行を確保する目的で建設されます。積雪地帯のインフラ整備工事において、雪崩の危険性が高い急斜面区間を対象に施工されます。コンクリートの現場打ち構造のほか、工期短縮を目的としたプレキャスト製品を組み立てる方式や、落石防護を兼ねた鋼製ハイブリッド構造などの種類があります。

現場での使われ方・注意点

山間部の防雪工事などで実施されます。段取りの勘所は、冬の降雪シーズン前に確実に完成させるため、短い施工可能期間に合わせた緻密な工程を組むことです。雪崩の衝撃荷重に耐えるため、背面擁壁や天井床版の配筋・PC鋼線の配置が図面通りか入念に確認します。間違えやすい点は、山側と谷側の基礎にかかる荷重の違いを見落とすことです。土圧や雪崩の衝撃は山側から一方的にかかるため、基礎の施工不良やコンクリートのジャンカ(打設不良)を手抜いて放置すると、雪崩の直撃時にシェッド自体が崩壊し、道路や線路が完全に長期間塞がれる大事故につながるため、躯体品質の管理は絶対です。

別の呼び方

すのーしぇっどこうじスノーシェッド雪崩覆い防雪覆いスノーシェッド工

土工事の中での位置づけ

スノーシェッド工事は「土工事」の用語です。この分類の20語は土工事の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-23