クレーン運転免許
くれーんうんてんめんきょ
音声:VOICEVOX:雀松朱司
クレーン運転免許とは
労働安全衛生法第61条の規定に基づき、都道府県労働局長が交付する国家資格の免許証。高層建築で活躍するタワークレーンや、大規模土木工事で使われる大型クローラクレーンなど、吊り上げ荷重5トン以上のクレーンを運転する業務において所持が義務付けられている。吊り荷の落下や重機の転倒といった重大な労災事故を防ぐため、運転業務に就く者に高度な知識と技能を求める制度である。固定据え置き型のクレーンを操作する資格と、自走できる移動式クレーンを操作する資格は明確に分かれており、それぞれに応じた免許が必要となる。
現場での使われ方・注意点
大型クレーンのオペレーターが新規入場する際、現場監督が必ず免許証の原本と本人確認を行う。段取り上の勘所は、持ち込まれる重機の仕様書と免許の区分を照らし合わせること。よくある失敗は、「クレーン・デリック運転士(クレーン限定)」と「移動式クレーン運転士」の混同である。前者はタワークレーン等の固定式、後者はラフテレーンクレーン等の自走式用だが、似た名前のため確認を怠りやすい。限定区分が一致しないまま操作させると無免許運転扱いとなり、万一事故が起きた際に労災保険が下りないなど取り返しのつかない事態を招く。
別の呼び方
くれーんうんてんめんきょクレーン免許クレデリ免許
安全管理の中での位置づけ
クレーン運転免許は「安全管理」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのはKY活動(2語の説明に登場)です。この分類の38語は安全管理の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
あわせて読みたい用語
※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-23