建辞郎建設・土木の用語辞典

実績工程表

じっせきこうていひょう

音声:VOICEVOX:雀松朱司

工程管理・施工計画

実績工程表とは

当初計画された予定工程に対し、実際に現場で施工された日々の進捗日程や出来高を記録して追記した工程表です。予定線と実績線を重ねて表記することで、進捗の遅れや進み具合を視覚的に把握し、遅延の原因分析や今後の対策を立てる目的で作成されます。着工から竣工に至るまでの工程管理業務において、日報や月報の作成時に継続的に更新されます。単一の作業に注目したネットワーク工程表に実績を書き込む形式や、横棒グラフで示すバーチャート工程表に実績線をプロットする形式など、管理する規模によって種類が異なります。

出典: 施工計画・施工管理テキスト(建設業振興基金)

現場での使われ方・注意点

現場監督や主任技術者が作成し、発注者への完了報告や定例会議での進捗報告資料として提出されます。毎週現場を巡回して出来高を正確に測定し、バーチャートの予定線の真下に実績線をプロットするとともに、進捗率の数値を算出して表にまとめる段取りが必要です。単に未来の予定を描いたマスター工程表と違い、過去の確定した事実だけを積み上げていく記録文書である点が異なります。よくある失敗は、日々の実績記入を後回しにし、月末に記憶を頼りに適当な線を引いた結果、現場の実態とかけ離れて遅延の発見が遅れることです。

別の呼び方

進捗表実績記録工程記録アズビルト工程表

工程管理・施工計画の中での位置づけ

実績工程表は「工程管理・施工計画」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのはクリティカルパス(4語の説明に登場)です。この分類の17語は工程管理・施工計画の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-10