建辞郎建設・土木の用語辞典

統一分類法

とういつぶんるいほう

音声:VOICEVOX:雀松朱司

土工事

統一分類法とは

地盤工学における統一分類法は、土の粒径分布(砂や礫の割合)とコンシステンシー特性(液性限界や塑性指数)を用いて土質を工学的に分類する国際的な体系です。現場の地盤がどのような力学的な性質(強度や透水性など)を持っているかを客観的に評価し、基礎の設計や盛土材の適正を判断するために用いられます。事前のボーリング調査に伴う土質試験の段階や、土工事開始前の土取り場での材料確認のタイミングで活用されます。土を粒の大きさで粗粒土と細粒土に大別し、さらにそこから細粒分が50%以上か未満かなどの基準に従って、G(礫)やS(砂)、C(粘土)などの記号で細分化します。

現場での使われ方・注意点

土の性質を記号で表す地盤工学の世界標準ルールであり、土質試験の結果報告書やボーリング柱状図に「SF(細粒分まじり砂)」や「CH(高塑性粘土)」などのアルファベット記号で記載されます。段取りの勘所は、現場に搬入される盛土材料が設計図書で指定された分類記号と一致しているか、試験表を見て正確に検収することです。よくある失敗は、この分類記号の意味を理解せずに、見た目の感覚だけで土の良し悪しを判断してしまうことです。分類を見誤ったまま工事を進めると、盛土の締固め不足による陥没や、地震時の液状化予測を誤る原因になり、後から取り返しのつかない不同沈下を招きます。

別の呼び方

とういつぶんるいほう土の分類法地盤工学会分類法

土工事の中での位置づけ

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-23