建辞郎建設・土木の用語辞典

三角座標分類

さんかくざひょうぶんるい

音声:VOICEVOX:雀松朱司

土工事

三角座標分類とは

土を構成する砂(砂粒)、シルト、粘土の3つの粒度割合を正三角形の座標グラフ上にプロットし、落ちた領域(区分)から正確な土質名を設定する分類手法。採取した土が粘性土なのか砂質土なのかを客観的かつ定量的に判定し、地盤の強さや透水性を評価するための基礎データとして使用する。主に土質試験の報告書作成時や、地盤改良工事の配合設計を行う事前調査工程で登場する。3成分の合計を100%としてグラフ化され、砂が多ければ砂質土、粘土分が多ければ粘性土、中間であればロームといった具合に、明確な基準で土の種類が細かく分類される。

現場での使われ方・注意点

現場や試験室では「三角分類」や「土性図(どせいず)」と呼ばれる。ボーリング調査等の結果から土質を分類し、地盤改良工事で混ぜるセメント等の固化材の適正な添加量を決定するための重要な判断材料となる。目視や手触りによる感覚的な判定ではなく、ふるい分け試験や沈降分析で得られた正確な百分率データを用いて慎重にプロットすることが勘所となる。単なる粒径曲線とは異なり、3成分のバランスを視覚的に一目で把握できる。ここで粘土分の割合を少なく見誤ると、固化材の量が不足して十分な強度が出ず、地盤の改良不良を引き起こす。

別の呼び方

さんかくざひょうぶんるい三角座標土性三角図

土工事の中での位置づけ

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-23