粘性土のコンシステンシー
ねんせいどのこんしすてんしー
音声:VOICEVOX:雀松朱司
粘性土のコンシステンシーとは
日本産業規格(JIS A 1205)に定められた、粘土やシルトなどの細粒土(粘性土)が、含まれる水分の量(含水比)の増減によって、液状(どろどろ)、塑性状(ねばねばして形を変えられる状態)、半固体状(ボロボロ崩れる状態)、固体状(カチカチの状態)へと力学的に状態が次々と変化していく性質のことです。土工事や基礎工事において、その土が建設機械で掘削・運搬できるか、あるいは構造物を支える地盤として十分な強度を持っているかなど、土の変形に対する抵抗性や工学的な扱いやすさを評価・分類するための重要な基準となります。
現場での使われ方・注意点
現場の粘土質の土が、雨などの水の量によってドロドロの泥水になったり、乾燥してパサパサの塊になったりする厄介な性質のことです。掘削工事における最大の勘所は、現場内に雨水などを滞留させない水替え(排水)の徹底です。よくある失敗として、排水を怠って含水比が「液性限界」と呼ばれる基準を超えてしまうと、それまで踏ん張っていた土が突然泥水のように流動化してしまいます。こうなると、ダンプトラックに積んで搬出することが不可能になるだけでなく、山留め壁に想定の何倍ものドロドロの液圧(側圧)がかかり、最悪の場合は壁が崩壊する大事故につながります。
別の呼び方
ねんせいどのこんしすてんしーコンシステンシーアッターバーグ限界
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土工事の中での位置づけ
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-23