建辞郎建設・土木の用語辞典

FRP防水工法

えふあーるぴーぼうすいこうほう

音声:VOICEVOX:雀松朱司

防水・防食工事

FRP防水工法とは

建築工事標準仕様書(JASS 8)に定められた、繊維強化プラスチック(FRP)の特性を活かした防水工法です。非常に硬質で建物への負担が少ない軽量さを持ちながら、人が歩き回っても擦り減りにくい耐歩行性と耐摩耗性に優れているため、主に戸建て住宅のバルコニーやベランダの新築・改修工事において最も多用されています。施工手順としては、下地に液状のポリエステル樹脂を塗り、そこに補強材となるガラス繊維のマットを敷き込んで樹脂を含浸・硬化させることで、継ぎ目のない強靭なプラスチックの一体防水層を形成して雨水の浸入を防ぎます。

現場での使われ方・注意点

木造戸建て住宅のバルコニーやベランダの床を水漏れから守る防水工事で標準的に使われる工法です。塗膜防水と比べて硬くて丈夫な仕上がりになるのが特徴です。現場での勘所は、樹脂を塗る前の下地の徹底した乾燥と、プライマー(接着剤)の適切な乾燥時間の確保です。少しでも下地に湿気を含んだまま施工すると、後になって太陽熱で水分が気化し、防水層がポコポコと膨れて早期剥離を引き起こす重大なクレームにつながります。また、ガラスマットに樹脂を塗り込む際、専用の脱泡ローラーを使って気泡を完全に押し出さないと、そこから割れやすくなるため丁寧な作業が求められます。

別の呼び方

えふあーるぴーぼうすいこうほうFRP防水ガラス繊維強化プラスチック防水FRP防水工frp防水工法

防水・防食工事の中での位置づけ

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-23