泥土土質改良
でいどどしつかいりょう
音声:VOICEVOX:雀松朱司
泥土土質改良とは
掘削によって発生した高含水比の軟弱な泥(そのままではトラックで運べず、産業廃棄物の「汚泥」として扱われるもの)に対して、生石灰やセメント系の硬化剤を機械で均一に練り込み、ダンプで運搬できたり、盛土として再利用できたりするパサパサの強い土砂へと人工的に改質する工法です。泥の中に含まれる余分な水分を石灰の化学反応熱で蒸発・吸収させ、同時に土の粒子を結合させて強度を飛躍的に高めます。泥を産廃として遠くへ捨てる高いコストを削減し、現場内や近隣の工事で土をリサイクル利用するための重要な環境・コスト対策技術です。
現場での使われ方・注意点
地下鉄工事や大規模なシールドトンネル工事など、大量の泥水が発生する現場で仮設プラントを組んで行われます。段取りのポイントは、日によって変わる泥の水分量を見極め、バックホウや専用のミキサーを使って生石灰を過不足なく均一に混ぜ合わせることです。よくある失敗は、石灰が局所的に固まったまま(ダマになった状態)で十分に攪拌されないことです。この状態のまま盛土に使うと、後から雨水を吸って石灰が膨張し、上の舗装や構造物を持ち上げて破壊してしまいます。また、石灰の粉塵が周辺に飛散しないよう、防塵対策と作業員の保護具着装が不可欠です。
別の呼び方
でいどどしつかいりょう土質改良石灰安定処理セメント改良
この工種の歩掛
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土工事の中での位置づけ
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-23