プライマー塗布機
ぷらいまーとふき
音声:VOICEVOX:雀松朱司
プライマー塗布機とは
防水層や防食材を施工する前段階で、下地との密着性を高める接着下地剤(プライマー)を広範囲に自動散布・塗布するための専用機械。人力のローラーや刷毛塗りでは多大な時間がかかる広大な面積を持つ工場の屋根や、長大な橋梁のコンクリート床版などの防水工事において、作業を省力化し均一な厚みでプライマーを高速塗布する目的で使われる。手持ち式のスプレーガンで吹き付けるタイプから、作業者が押して歩く台車式、あらかじめ設定した幅で均等に液剤を噴射しながら自走するエンジン付きの大型機まで、施工規模に合わせて様々な種類が使い分けられる。
出典: 土木学会
現場での使われ方・注意点
現場では「塗布機」や「スプレーガン」と呼ばれる。大規模な工場屋上の改質アスファルト防水工事や、橋面の塗膜防水の下地処理で活躍する。勘所は、塗布前にコンクリート表面のレイタンスや油分、水分を完全に除去し、乾燥状態を確認してから散布を始めること。風の強い日は霧状になったプライマーが広範囲に飛散し、近隣の建物や駐車中の車を汚損する事故が起きやすいため、防風フェンスの設置や飛散防止カバー付きのノズルを選ぶ必要がある。また、作業後は専用の有機溶剤で配管内を徹底的に洗浄しないと、内部で樹脂が固まってノズルが詰まり、機械が使い物にならなくなる。
別の呼び方
ぷらいまーとふきスプレープライマーマシン自動プライマー塗布機
防水・防食工事の中での位置づけ
プライマー塗布機は「防水・防食工事」の用語です。この分類の8語は防水・防食工事の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-23