建辞郎建設・土木の用語辞典

床スラブ

ゆかすらぶ

音声:VOICEVOX:雀松朱司

建築工事(躯体)

床スラブとは

鉄筋コンクリート(RC)造などの建物において、自重や上部の積載荷重を支えるための、水平に渡された厚いコンクリートの板状構造の床である。大梁や小梁によって四方を支持され、人や家具が乗ることで生じる生活荷重を下部の柱や壁などの軸組へと安全に伝達する役割を担う。建物の強度を保つだけでなく、上下階の音を遮断する遮音性能や、延焼を防ぐ耐火性能にも直結する重要な躯体である。マンションなどで小梁を設けずに厚みを増したボイドスラブや、鉄骨造で波型のデッキプレートの上にコンクリートを流す合成スラブなど種類も多い。

出典: 公共建築工事標準仕様書(建築工事編)

現場での使われ方・注意点

鉄筋工、型枠工、現場監督が、各階の躯体工事を進める上で管理の中心となる部位である。コンクリート打設の際、スラブ天端(上面)の水平精度をミリ単位で確保するため、レベルインジケーター(目印のトンボ)をあらかじめ細かく設置し、左官工がコテで平滑に仕上げる段取りが重要になる。よくある失敗は、打設直後の急激な乾燥や強風によって表面に無数のひび割れ(プラスチック収縮ひび割れ)が発生してしまうことである。これを防ぐため、夏季は散水養生やシート養生を行い、コンクリートが適切に硬化するまで直射日光から保護する。

別の呼び方

スラブ床版フロアスラブコンクリートスラブスラブ配筋

この工種の歩掛

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建築工事(躯体)の中での位置づけ

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-10