工事請負
こうじうけおい
音声:VOICEVOX:雀松朱司
工事請負とは
発注者から依頼された建設工事について、請負業者が図面と仕様書に従って自らの責任で完成させることを約束し、発注者がその仕事の完成という結果に対して報酬を支払う契約形態や関連実務のことです。施主である発注者と元請け業者の間だけでなく、元請けと専門工事業者(下請け)の間で工事の一部を委託する際にも広くこの形式がとられます。現場管理においては、単に作業を行うだけでなく、契約書に定められた引き渡し日(工期)、求められる品質、使用する材料の仕様を正しく理解し、赤字を出さずにそれらの条件を満たすように日々の工程や安全衛生をコントロールする責任が伴います。
出典: 建設工事標準請負契約約款(中央建設業審議会)
現場での使われ方・注意点
建設現場において、任された図面の通りに建物を完成させて初めてお金がもらえるという厳しい契約関係を指します。「働いた時間」ではなく「完成という結果」に対して責任を負うのが特徴です。現場監督の段取り上の勘所として、地中障害物の発見や施主の要望による追加工事・設計変更が発生した際、現場の勢いで口約束のまま作業を進めてしまうのは典型的な失敗です。後になって「そんな指示は出していない」「追加費用は払えない」といった重大なトラブルに発展するため、着手前に必ず打合せ簿などの書面で変更契約や協議記録を残し、金額と工期の変更を確定させることが身を守る鉄則です。
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建設契約・請負実務の中での位置づけ
工事請負は「建設契約・請負実務」の用語です。この分類の4語は建設契約・請負実務の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-27