工事検査
こうじけんさ
音声:VOICEVOX:雀松朱司
工事検査とは
発注者や行政機関の担当者、あるいは自社の品質管理部門が、工事現場において実際の施工状況が設計図書や仕様書の通りに正しく行われ、定められた品質や寸法を確実に満たしているかを直接確認する重要な手続きです。その工程が基準を満たしていることを客観的に証明し、次の工程に進む許可を得るため、あるいは完成した建物を施主に引き渡す承認を得る目的で実施されます。基礎の配筋完了時などに工程の節目で行われる中間検査や、全ての工事が終わった後の竣工検査など、工事全体の重要なマイルストーンとなる場面で行われます。
出典: 建設工事標準請負契約約款(中央建設業審議会)
現場での使われ方・注意点
現場では単に「検査」や、受ける対象によって「役所検査」「社内検査」と呼ばれます。検査当日を迎える前に必ず現場監督自身による入念な自主検査を済ませ、手直し箇所をゼロにしておくことと、出来形や品質を証明する工事写真や測定記録簿をすぐに見せられるよう完璧に整理しておくことが最大の勘所です。単なる見学会ではなく、合否を判定される厳格な審査の場です。日々の施工段階でコンクリートの中など後から見えなくなる部分の証拠写真を撮り忘れたまま検査に臨むと、基準を満たしていることを証明できず、最悪の場合はコンクリートを壊して中身を確認させられるという絶望的な失敗につながります。
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建設契約・請負実務の中での位置づけ
工事検査は「建設契約・請負実務」の用語です。この分類の4語は建設契約・請負実務の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-27