グラウチング工
ぐらうちんぐこう
音声:VOICEVOX:雀松朱司
グラウチング工とは
地盤の割れ目や構造物の隙間に対して、セメントミルクや特殊な薬液などの流動性のある充填材(グラウト)をポンプで圧力をかけて注入し、隙間を埋めて固める工法のことです。ダムの基礎岩盤の遮水性を高めるカーテングラウトや、トンネル掘削時の湧水防止と地盤補強、あるいは機械基礎と床コンクリートの隙間を無収縮モルタルで完全に密着させる際などに使用されます。注入する圧力や液量のデータをリアルタイムで監視し、地表や周辺構造物への予期せぬ漏れ出しがないかを確認しながら慎重に施工を進める必要があります。
出典: 道路土工 法面工・斜面安定工指針
現場での使われ方・注意点
地中の隙間やベースプレートの下など、完全に充填されたかを目視で直接確認できない場所への施工が主となる。そのため、注入時の圧力計の上昇度合いや流量の変化を記録し、客観的なデータで充填完了を判断することが求められる。よくある失敗は、注入圧力を上げすぎて周囲の地盤を隆起させたり、既設の構造物を変形させてしまうトラブルである。事前にシールした目地や予期せぬひび割れからグラウトが漏れ出さないよう監視員を配置し、漏れを発見した際は即座に注入を止めて急結材等で塞ぐといった素早い対応が勘所となる。
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法面工事の中での位置づけ
グラウチング工は「法面工事」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは浸食(7語の説明に登場)です。この分類の35語は法面工事の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-27