建辞郎建設・土木の用語辞典

ボーリング工

ぼーりんぐこう

音声:VOICEVOX:雀松朱司

法面工事

ボーリング工とは

専用の機械(ボーリングマシン)を用いて地中に細く深い円筒形の穴を掘り進める工事です。設計に必要な土や岩石のサンプル(コア)を採取して地盤の性質を調べる地質調査をはじめ、井戸の掘削、杭を打設するための下穴作り、地滑り対策の水抜き穴の設置など、地中深くの情報を得たり加工を施したりする目的で実施します。主に土木・建築工事の着工前の調査工程や、基礎工事、法面保護工事の現場で行われます。用途によってロータリー式やパーカッション式などの掘削方式の違いがあり、地質の変化に合わせて孔壁が崩れないよう泥水で保護しながら慎重に掘り進める必要があります。

出典: 道路土工 法面工・斜面安定工指針

現場での使われ方・注意点

現場では単に「ボーリング」と呼ばれます。調査目的の場合は、機械の搬入から足場の組み立て、給水設備の確保までの段取りを先行し、スムーズに掘削を開始できる環境を整えることが勘所です。単なる穴掘り作業と混同されがちですが、地中の見えない状況を正確に把握するための精密な探査作業である点が異なります。採取した土のサンプル(コア)は設計の根拠となるため、乾燥や乱れが生じないようコア箱に密閉保管し、迅速に土質試験へ回さなければなりません。サンプルの取り扱いや深度の記録を誤ると、地盤の支持力を過大評価してしまい、後から建物が沈下する致命的な失敗を招きます。

この工種の歩掛

人員・機械編成(歩掛)のデータが3件あります。建辞郎で見る →

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法面工事の中での位置づけ

ボーリング工は「法面工事」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは浸食(7語の説明に登場)です。この分類の35語は法面工事の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-27