建辞郎建設・土木の用語辞典

排水工事

はいすいこうじ

音声:VOICEVOX:雀松朱司

造成・宅地工事

排水工事とは

排水工事は、造成工事などにおいて、敷地内の雨水、地下水、湧水などを計画的に排除するための工事です。不要な水を排出することに由来します。排水路、排水管、暗渠(あんきょ)、集水桝などの施設を設計・施工し、適切な勾配と構造で水を敷地外の公共下水道や河川へ導きます。宅地造成では、水はけを良くして地盤の安定性を確保し、隣接地への浸透や土砂流出を防ぐ目的で行われます。建基法施行令や宅地造成等規制法に基づき実施されます。地表の水を処理する表面排水工と、地中の水圧を下げる地下排水工の種類があります。

出典: 宅地防災マニュアル(国土交通省)

現場での使われ方・注意点

現場監督や配管工、土工が連携して行います。造成の土工事より先行して仮設の沈砂池や排水溝を設け、掘削中に降った雨が周囲に泥水として流出しないように水路を切り回す段取りが勘所です。上水道を引き込む「給水工事」が水圧を利用して水を送るのに対し、排水工事は基本的に自然な傾斜(重力)だけで水を流すため、シビアな勾配管理が必要になる違いがあります。典型的な失敗は、排水管の逆勾配や桝の高さ調整ミスです。水が流れずに途中で溜まってしまい、大雨のたびに敷地内が冠水したり、泥が詰まって引き渡し直後にやり直し工事を求められたりします。

別の呼び方

排水施設工事排水管工事排水路工事地盤排水工事

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造成・宅地工事の中での位置づけ

排水工事は「造成・宅地工事」の用語です。この分類の2語は造成・宅地工事の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-18