突固めによる土の締固め試験
つきかためによるつちのしめかためしけん
音声:VOICEVOX:雀松朱司
突固めによる土の締固め試験とは
モールドと呼ばれる円筒容器内の土に対して、規定質量のランマーを一定の高さから規定回数自由落下させて打撃を与え、土を突き固める室内土質試験です。土に含まれる水分量(含水比)と土の締まり具合(乾燥密度)の関係を調べ、その土が最もよく締まる水分量である最適含水比と、その時の最大乾燥密度を決定する目的で行われます。大規模な造成工事や道路工事において、盛土工事が始まる前の材料確認の工程で実施されます。モールドの大きさやランマーの質量、落下高さ、打撃回数によって複数の試験方法が規定されています。
現場での使われ方・注意点
現場監督や品質管理担当者からは単に「突固め試験」や「プロクター試験」と呼ばれます。盛土作業を始める前にこの試験結果が出ていないと、現場でのローラー転圧の合格基準となる締固め度が計算できないため、土砂の搬入前にゆとりを持って試験機関に依頼する段取りが必要です。現場で行う砂置換法などの密度試験と混同されやすいですが、こちらはあらかじめ目標値を決めるための室内試験です。よくある失敗は、採取した試料土の保管状態が悪く乾燥してしまい、現場の実際の土と含水状態が異なってしまい正確な曲線グラフが描けなくなることです。
別の呼び方
つきかためしめかためランマー突固め突固め締固め
品質管理・検査の中での位置づけ
突固めによる土の締固め試験は「品質管理・検査」の用語です。この分類の1語は品質管理・検査の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-22