建辞郎建設・土木の用語辞典

凍結指数

とうけつしすう

音声:VOICEVOX:雀松朱司

設計・図面

凍結指数とは

日本道路協会の「舗装設計施工指針」などで用いられる、特定の地域の寒冷度合いとその継続期間を積算して表した気候データです。冬季に地面が凍る地域において、地盤が地表面からどのくらいの深さまで凍結するか(設計凍結深)を算出するための基礎的な数値として使われます。日平均気温が氷点下になった日について、そのマイナスの温度と日数を掛け合わせた積算値(単位は「度・日」)で表されます。北海道や東北地方などの寒冷地で道路の舗装厚さを決めたり、建物の基礎の底面の深さを決定したりする設計の初期段階で必ず参照されます。

現場での使われ方・注意点

北海道や東北などの寒冷地で、建物の基礎を設計する際に底面の深さを決める重要な基準として扱われます。基礎底面が凍結深さより浅いと、土中の水分が凍って膨張する「凍上」によって建物が持ち上げられ、不同沈下の原因になります。設計上の勘所は、過去10年間の気象データから算出された「最大凍結指数」を正しく採用して凍結深度を計算することです。よくある失敗は、温暖な地域の感覚で基礎の深さを浅く設計してしまい、施工後の冬に地盤の凍結によって基礎が割れたり、建物全体が傾いたりする重大な不具合を引き起こすことです。

別の呼び方

とうけつしすうF値積算凍結温度

設計・図面の中での位置づけ

凍結指数は「設計・図面」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは固有周期(2語の説明に登場)です。工程や用語同士の関係は設計・図面の基礎、この分類の70語は設計・図面の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-23