建辞郎建設・土木の用語辞典

舗装たわみ解析

ほそうたわみかいせき

音声:VOICEVOX:雀松朱司

設計・図面

舗装たわみ解析とは

舗装設計施工指針に定められた、大型車などの車輪荷重が作用した際のアスファルト舗装体の構造的な挙動を計算し、舗装がひび割れなどの疲労破壊に至るまでの寿命を求める解析手法です。超重交通道路や高速道路などにおいて、舗装の長寿命化を図るための構造設計を行う際に用いられます。具体的には、多層弾性体理論に基づき、アスファルト、路盤、路床といった各構成層が持つそれぞれのヤング率(弾性定数)を用いて、上から荷重がかかった時にどの層がどれくらい変形するかをコンピューター上でシミュレートして検証します。

現場での使われ方・注意点

主に高速道路などの超重交通道路において、舗装構造を長持ちさせるための設計を行う際に使われる解析手法です。設計時の勘所として、計算に用いる各層のヤング率を設定する際、アスファルトが持つ温度依存特性をしっかりと考慮することが求められます。アスファルトは温度が上がると柔らかくなる性質があるため、これを忘れて一定の硬さとして計算してしまうと、夏場の舗装が高温になった時の変形量を過小評価することになります。その結果、想定よりも早くわだち掘れなどの深刻なダメージが発生してしまい、早期の大規模修繕につながる失敗となります。

別の呼び方

ほそうたわみかいせき多層弾性解析舗装構造計算

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設計・図面の中での位置づけ

舗装たわみ解析は「設計・図面」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは固有周期(2語の説明に登場)です。工程や用語同士の関係は設計・図面の基礎、この分類の70語は設計・図面の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-23