建辞郎建設・土木の用語辞典

路盤変形係数

ろばんへんけいけいすう

音声:VOICEVOX:雀松朱司

設計・図面

路盤変形係数とは

道路土工指針などに定められた、舗装の路盤材(砕石等)が車両の荷重に対してどの程度弾性変形するかを示す物性値のこと。舗装の応力分布計算において不可欠な材料定数であり、交通量に応じた適切な舗装厚さを設計するために用いられる。主に道路工事の事前設計や、舗装打ち換え時の路盤の支持力評価のプロセスで登場する。土の強度を直接測るCBR値とは異なり、平板載荷試験やFWD(重錘落下式たわみ測定装置)などを用いて現場の路盤の実際のたわみ量を計測し、弾性係数E(MPa)として算出される構造設計用の指標である。

現場での使われ方・注意点

道路工事の現場において、舗装路盤の支持力評価や構造設計計算の妥当性を確認するために用いられる。設計値通りの変形係数を確保するため、モーターグレーダーとローラーを用いて路盤材を最適含水比で均一に締め固める段取りが不可欠となる。単なる見た目の平坦性評価とは異なり、目に見えない路盤の反発力を数値化したものである。よくある失敗は、雨上がりで路盤に水分を多く含んだまま締め固めを行い、見かけ上の密度は出ても実際の路盤変形係数が設計値を下回り、アスファルト舗装後に早期のわだち掘れやひび割れを引き起こすことである。

別の呼び方

ろばんへんけいけいすう路盤弾性係数路盤のE値

設計・図面の中での位置づけ

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この項目の最終更新: 2026-06-23