建辞郎建設・土木の用語辞典

建物配置図面

たてものはいちずめん

音声:VOICEVOX:雀松朱司

設計・図面

建物配置図面とは

設計対象となる建物が、与えられた敷地内のどの位置に建設されるかを正確に示す図面。道路境界線や隣地境界線、主要な給排水などの設備配管ルート、外構要素などを面的に配置して表現する。敷地に対する建物の離隔距離や高低差を明確にし、法的な規制を満たしているかを確認するために使用する。主に工事着手前の仮設レイアウト検討や、遣り方(やりかた)などの初期工程で登場する。一般的に縮尺1/500や1/200で作成され、敷地境界線からの正確な寸法、隣地との高低差、真北の方向などが細かく記載されている。

現場での使われ方・注意点

現場では単に「配置図(はいちず)」と呼ばれることが多い。仮囲いの設置計画や、根切り(掘削)ラインの決定、および建物位置の境界検測などの初期段取りで頻繁に確認される。遣り方を出す際、境界杭を基準とした離隔寸法をメジャー等で正確に測り出し、図面寸法と現地が完全に一致しているかを確認するのが勘所となる。似た図面である平面図が建物の間取りを示すのに対し、配置図は敷地全体との関係を示す点で異なる。ここでの寸法確認を怠り図面とのズレを見落とすと、完成後に隣地境界線を越境してしまい、最悪の場合は建物の一部を解体する事態になる。

別の呼び方

たてものはいちずめん配置図敷地配置図建物配置図

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設計・図面の中での位置づけ

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この項目の最終更新: 2026-06-23