施工用工作図
せこうようこうさくず
施工用工作図とは
日本建築学会基準に定められており、サッシ、プレキャストコンクリート、鉄骨などを製造・組み立てるために、製造メーカーやサブコンが設計図を基に作成する高度な製品詳細図です。設計図書を元に、工場製作や現場取付けに必要な原寸大詳細等の寸法を表記します。大まかな意匠や構造を示す設計図だけでは工場で部品を作れないため、実際に製作・加工するための正確な指示書として用いられます。部材の製作開始前(工場加工前)の段階で作成され、設計者や元請けの承認を得てから製作に入ります。鉄骨の製作図や、アルミサッシの割付図など、専門工事ごとに多種多様な工作図が存在します。
現場での使われ方・注意点
鉄骨工場での加工前確認や、カーテンウォール製作図の設計承認時などに用います。主要構造部材のボルト位置と、製造図側の孔位置がミリ単位で一致しているかの確認を行います。段取りの勘所は、他業種との取り合い(例えば鉄骨に設備配管を通すためのスリーブ孔など)を、作図の段階で全て盛り込んでおくことです。よくある失敗は、現場の実際の寸法(実測値)と設計図の誤差を工作図に反映し忘れることです。工場で図面通りに作られた部材がいざ現場に搬入されると寸法が合わずに取り付かず、工場へ持ち帰っての再製作や工期の大幅な遅延という取り返しのつかない手戻りを引き起こします。
別の呼び方
せこうようこうさくず工作図生産設計図施工用工作図面
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設計・図面の中での位置づけ
施工用工作図は「設計・図面」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは固有周期(2語の説明に登場)です。工程や用語同士の関係は設計・図面の基礎、この分類の70語は設計・図面の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-23