建辞郎建設・土木の用語辞典

雨押え水切り

あまおさえみずきり

音声:VOICEVOX:雀松朱司

設計・図面

雨押え水切りとは

下屋(1階の屋根)と2階の外壁がぶつかる取り合い部分において、外壁面を伝って流れ落ちる雨水が、屋根の接合部の隙間から建物内部に入り込まないように設置する板金部材の仕様です。L字型に加工された金属板を使い、外壁側に高く立ち上げ、もう一方を屋根材に被せるように葺くことで、雨水を確実に外側へ排出します。木造や鉄骨造の住宅において、屋根と壁という異なる部材が交わる箇所は最も雨漏りのリスクが高い弱点となるため、この専用部材による物理的な水のシャットアウトが建物の防水性能を担保する上で不可欠な役割を担います。

現場での使われ方・注意点

木造住宅の下屋根が外壁に突き当たる箇所での板金工事で設置されます。最大の勘所は、壁面に張る透湿防水シートの「下」に板金の立ち上がり部分を差し込み、防水テープで密着させる「水の流れの基本(上を被せる)」を徹底することです。よくある致命的な失敗は、手順を間違えて防水シートの「上」から板金を留めてしまうことで、これではシートを伝ってきた水がすべて壁の内側に流れ込み、数年で柱や土台を腐らせてしまいます。屋根屋と外壁屋の作業の取り合いになる部分なので、事前の打ち合わせと施工順序の徹底が欠かせません。

別の呼び方

あまおさえみずきり雨押え雨押え板金

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設計・図面の中での位置づけ

雨押え水切りは「設計・図面」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは固有周期(2語の説明に登場)です。工程や用語同士の関係は設計・図面の基礎、この分類の70語は設計・図面の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-23