建辞郎建設・土木の用語辞典

二重床システム

にじゅうゆかしすてむ

音声:VOICEVOX:雀松朱司

設計・図面

二重床システムとは

スラブコンクリートの上に直接床材を張るのではなく、専用の支持脚を立ててその上にパーティクルボード等の床下地を構築し、床下に空間を作る床の構成。床下に十分な空気層の厚みを確保し、給排水管や電気配線などを自由に這わせるための配管ルートを確保するために使用する。主に分譲マンションやオフィスビルなどの内装工事、設備配管工程で登場する。支持脚にはゴム付きで防音性能を高めた遮音タイプや、オフィスのOAフロアとして使われるネットワーク配線に特化したタイプなどがあり、用途によって使い分けられる。

現場での使われ方・注意点

現場では「置き床(おきゆか)」や「フリーアクセス」などと呼ばれることが多い。マンションの水回り周辺において、段差のないバリアフリーな配管ルートを確保する際の要となる。先行して転がし配管を終わらせてから支持脚を立てるため、設備工と内装工の取り合い調整が段取りの勘所となる。直貼り床と異なり配管の自由度は高いが、支持脚の位置と配管が干渉しないよう割り付ける必要がある。配管と支持脚が接触したまま施工を進めると、歩行時の振動で配管に負荷がかかって水漏れを起こしたり、ギシギシという不快な床鳴りの原因となる。

別の呼び方

にじゅうゆかしすてむ二重床フリーアクセスフロア二重床ソフト

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設計・図面の中での位置づけ

二重床システムは「設計・図面」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは固有周期(2語の説明に登場)です。工程や用語同士の関係は設計・図面の基礎、この分類の70語は設計・図面の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。

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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。

この項目の最終更新: 2026-06-23