雨押え板金
あまおさえばんきん
雨押え板金とは
JASS 12に定められた、屋根と外壁の取り合い部(下屋の立ち上がり部など)において取り付けられる防雨金属カバーのこと。台風などの横殴りの雨や、外壁から伝って落ちる雨水が屋根下地や建物内部に浸入するのを確実に防ぐために取り付ける。外装工事において、ルーフィング(防水紙)を張り終え、屋根材と外壁材を葺き上げる境目の工程で施工される。材質には耐久性の高いガルバリウム鋼板などが用いられ、形状は外壁との接触部に沿ったL字型になっている。壁側に立ち上げた部分を防水テープやシーリング材で密閉し、水が裏側に回り込まないように納める構造になっている。
現場での使われ方・注意点
現場では単に「雨押え(あまおさえ)」と呼ばれる。1階のガレージ屋根や、ポーチ庇と外壁とがぶつかるジョイント部分の施工で必ず登場する部材である。水上から水下へ向かって重ねていくという防水の基本ルールに従い、外壁の透湿防水シートの下に雨押えの立ち上がり部分を潜り込ませる順番を絶対に間違えてはならない。よくある失敗は、板金の壁側立ち上げ高さ(通常120mm以上など)が不足していたり、シーリングの施工厚が薄すぎること。これが原因で毛細管現象や強風によって雨水が壁面から逆流して浸入し、引き渡し後の深刻な雨漏り(漏水事故)や柱の腐朽に直結するため、確実な施工が不可欠となる。
別の呼び方
あまおさえばんきん雨押え壁水切り板金
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設計・図面の中での位置づけ
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-23