浅層混合処理
せんそうこんごうしょり
浅層混合処理とは
浅層混合処理は、軟弱地盤改良工法の一つで、地表面から約2メートル以内の「浅層(表層)」の軟弱土に対し、粉体またはスラリー状のセメント・石灰系固化材を散布し、バックホウやスタビライザー等の重機を用いて現地土と「混合(攪拌)」・転圧して支持力を高める「工法」です。建物の不同沈下を防ぎ、重機が安全に走行できる地盤を構築するために行われます。道路の路床や、住宅・工場の宅地基礎改良など、基礎工事の最も初期の段階で広く採用されます。使用する固化材の状態によって、粉体をそのまま撒く粉体噴射方式と、水で練ってから注入するスラリー方式の二種類に大別されます。
出典: 土木工事標準仕様書(第2編 基礎工事)
現場での使われ方・注意点
土木監督やオペレーターが、造成や道路下地施工時に行います。粉体固化材の散布時は、強風による近隣住民や農地への飛散を防ぐため防塵対策を施し、施工後はクラック(ひび割れ)を防ぐため散水等の湿潤養生を行います。段取りの勘所は、事前に試験施工を行い、土質に合った固化材の添加量と撹拌回数を決定することです。間違えやすい点は、撹拌が不十分なまま転圧してしまうことです。固化材が均一に混ざっていないと、固まる部分と柔らかいままの部分が斑になり、上に建物を建てた後に家が傾く(不同沈下)という致命的な不具合につながるため、ムラのない入念な混合撹拌が要求されます。
別の呼び方
浅層撹拌表層改良Shallow mixing表層混合処理工法スタビライズ工
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基礎工事の中での位置づけ
浅層混合処理は「基礎工事」の用語です。同じ分類で、ほかの語の説明に最も多く出てくるのは場所打ち杭(4語の説明に登場)です。この分類の28語は基礎工事の用語一覧、ほかの分類は建設用語一覧から読めます。
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-10