意匠設計図
いしょうせっけいず
音声:VOICEVOX:雀松朱司
意匠設計図とは
建築基準法施行規則第1条の3に基づく、建物のデザインや間取り、仕上げ、ディテールなどの完成形を視覚的に表現した図面群。建物の使いやすさや美しさといった空間のあり方を規定し、発注者の要望を具体的な形にして施工者へ伝えるために作成される。設計の初期段階から竣工まで、あらゆる建築現場において工事の土台となる最も基本的な図書である。主に敷地内の建物の位置を示す配置図をはじめ、各階の部屋割りを示す平面図、外観を示す立面図、高さ関係を示す断面図、内外装の材料を指定する仕上げ表や展開図、各部の納まりを描いた詳細図(矩計図など)で構成される。
現場での使われ方・注意点
現場では「意匠図(いしょうず)」と略して呼ばれる。発注者との間取りの最終確認や、タイルや木板などの仕上げ材料を選定して色決めを行う際に開くことが多い。構造図や設備図とのすり合わせの基準になるため、着工前に配管スペースや梁の大きさが意匠図の空間に収まるか重ね合わせて確認する。間違えやすい点として、仕上げ表に記載された材料区分が、確認申請時の図面と食い違っているケースがある。変更が反映されていない古い版で材料を発注してしまい、現場に届いた後に消防検査に通らない不燃材料だと発覚して全量返品になるのがよくある失敗。
別の呼び方
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設計・図面の中での位置づけ
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-23