設備配管図面
せつびはいかんずめん
音声:VOICEVOX:雀松朱司
設備配管図面とは
建物内の給排水管、空調冷媒管、換気ダクト、消火用配管などのネットワークについて、三次元的な位置関係やバルブ・継手等の配置を正確に示した設備工事用の施工図。複雑な配管同士の衝突を防ぎ、水や空気が滞りなく流れるルートを確保して建物の設備機能を成立させるために作成される。着工前の図面調整会議(総合図の作成)から、各階の配管工事、竣工時の点検まで常に参照される。配管の用途ごとの材質・口径サイズのほか、重力で水を流す排水管に必要な「水勾配(傾き)」や、配管を吊るための支持金具の位置まで緻密に表現されるのが特徴。
現場での使われ方・注意点
現場では「配管図」「設備プロット図」などと呼ばれる。建物の躯体コンクリートを打設する前に、配管を通すための穴(スリーブ)を梁や床の適切な位置に配置(プロット)するための基準として使われる。自然流下させる排水管は管径に応じた勾配(1/50など)が必要なため、その傾きを計算した上で梁貫通スリーブの高さに収まるかを確認するのが最大の勘所。他設備のダクト図や電気配線図との重ね合わせ確認を怠り、天井裏で太いダクトと排水管が完全にぶつかってしまい、コンクリート打設後に梁の穴を急遽開け直す大惨事になるのが典型的な失敗。
別の呼び方
せつびはいかんずめん配管図配管施工図装置配管図面設備パイプ図面設備配管図
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設計・図面の中での位置づけ
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※ 実際の施工では、設計図書・仕様書・現場の指示を優先してください。誤りはお問い合わせへ。
この項目の最終更新: 2026-06-23